満開だったらさぞやと思わせる新宿御苑の桜の古木は、すでに濃緑色の葉に覆われていて、それはそれで心地よい初夏の風に揺れて、真夏日になろうかと言う暑さを遮ってくれていました。
機会をいただいて、いま内外ともに多難なお方からのご招待により「桜を見る会」に伺いました。無論初めての参加で、どんな内容なのか事前情報も無いまま大木戸口へ。
着飾った紳士、淑女が列をなして御苑内の会場へ。どのくらいの人数になるのかとスタッフに尋ねたら、定かでないが10000人以上とのこと。
無数に設営されている模擬店には、どこも長蛇の列。しかも 座れるところはごく僅かしかなく、まるで椅子取りゲームの様相。気兼ねなく地べたに座れる服装がベストだったか。
この間約1時間半、腰痛持ちには厳しいひとときだった。
極めつけは、会場が余りに広く、肝心のあるじが何時に何処に来られて挨拶されるのかわからずじまいで、お目にかかれないまま汗だくで会場をあとに。